洗濯機

<2022年発売モデル>現役家電販売員がパナソニックドラム式洗濯機徹底解説!

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各メーカーから新型のドラム式洗濯機が発売していますが、今年のパナソニックのドラム式洗濯機はどうなの?前回のモデルと違いは?

 

こんな方に是非とも読んで頂きたい記事になっています。

 

参考にして頂けたら幸いです。

 

それでは2022年10月1日に発売したパナソニックの新型ドラム式洗濯機LXシリーズの紹介をしていきます。

 

追記

2023年8月9日付けでこれから紹介するLXシリーズがメーカーで生産完了になりました。

まだ在庫があるお店もあると思いますが、特にNA-LX129B・127Bはかなりの品薄です

ご検討中の方は早めにご購入をした方が良いかもしれません。ちなみに売価はもう下がりません。

 

本記事でわかる事

  • パナソニックのドラム式洗濯機が選ばれる理由
  • 進化したポイント
  • 機種ごとの違い
  • 良い点・残念な点
  • 価格について
  • 設置について

 

この記事を書いた人

もってぃー

もってぃー

・家電量販店勤務21年目

・白物家電を中心に営業で毎年1億の売り上げ実績

・家電アドバイザー資格取得

・マガジン雑誌「anan」(2022年6月号)で家電の特集で取材を受ける

 

1パナソニックのドラム式洗濯機が選ばれる理由

前回発売した2021年発売モデル(LXシリーズ)は、8年ぶりのフルモデルチェンジということで、デザインも一新され、満足度の高いドラム式洗濯機となりました。

 

店頭でも非常に売れた人気商品となりました。

 

特に売れたモデルは上位モデルの2機種(LX129A・LX127A)ですね。

 

お客様や購入した従業員に使用後の感想を聞いてみると、こんな回答が。

30才女性

共働きで多忙な中、洗濯機の1日の使用回数が多いのが悩みでしたが、スマホ洗濯、トリプル自動投入、はやふわ乾燥にすごく満足を感じています。

男性従業員

今回のモデルから追加された新機能「窓パッキン洗い」が非常に便利です。今まで窓パッキング裏の糸くず付着でお手入れが手間でした。そのお手入れが少なくて済むのは非常に良いく、家事負担が減るのは助かります。

実際使用してみて、満足度が高いドラム式洗濯機となっています。

 

パナソニックのドラム式の強み

① 泡と温水による洗浄力で落としにくい皮脂汚れをしっかり落とせる

② 液体洗剤自動投入機能が他メーカーよりさらに便利

③ 乾燥機能の充実

解説していきますね。

1つ目の温水泡洗浄ですが、温水機能なら、どのメーカーのドラム式にも取り入れられています。が、パナソニックのドラム式の温水機能はひと味違います。

LX129B・LX127Bは洗濯機の下に温水専用ヒーターを採用しています。

洗浄液の度をキープしながら洗う事ができるんです。

イメージ図,パナソニックは洗剤液を温めて洗う,洗濯槽下にある温水専用ヒーター,センサーで水温を検知し、ヒーターのON/OFFを制御して設定温度を保つから、洗浄成分が効果を発揮します。

パナソニック公式ホームページより

 

他のメーカーの温水機能には専用ヒーターは採用されておらず、温水のミストを衣類に振りかけることで温めています。

ミストだとどうしてもムラができてしまって、温度キープも難しかったりします。

洗浄液をヒーターで温めるからこそ、しっかりと温度キープして洗剤の力を引き出しているのがパナソニックです。

 

続いて2つ目の液体洗剤自動投入機能です。

この機能もほとんどのメーカーで採用されている機能ですが、洗剤自動投入機能はLX129BLX127Bは洗剤自動投入のほかに「おしゃれ着洗剤」も自動投入できるようになっています。

大容量タンクパナソニック公式ホームページより

おしゃれ着洗剤が投入できるのは他メーカーのドラム式にはなくパナソニックのこの2つの機種だけとなっています。こだわりがすごいですね。

 

最後に乾燥機能です。

パナソニックのドラム式は「乾燥機能が良い」という口コミが広がっています。

その口コミを見たお客様が購入しに来るほど人気が高いです。

パナソニックのドラム式洗濯機は「ヒートポンプ乾燥」を採用しています。

ドラム式の乾燥方式は2種類あって、それぞれ「ヒーター乾燥」「ヒートポンプ乾燥」というものに分類されます。

ヒーター乾燥

衣類にドライヤーを当てて乾かすようなイメージで、高温で乾かすのが特徴です。

イメージ図:ヒーター乾燥方式

価格が安く「水冷除湿タイプ」という水を使い湿気を取り除くタイプは、換気することで湿気を取り除く「換気タイプ」と比べて、洗濯機の周りが暑くなりにくいのがポイントです。ただ、高温で乾かしていくので洗濯槽内も熱くなってしまうため、乾燥途中で開けることができません。

 

ヒートポンプ乾燥

60℃前後の低温で乾かすのが特徴の乾燥方式

イメージ図:はやふわ乾燥 ヒートポンプ乾燥方式

イメージでは除湿機が近いです。ヒーター乾燥より低温で乾かすので温度が上がりすぎにくく、乾燥の途中でも開けることができます。さらに温度がそこまで高くないので、衣類へのダメージが少ないのが魅力です。電気代もヒーター乾燥よりも安く済むので、よく乾燥を使う方にはおすすめです。

実際、パナソニック以外のメーカー(東芝・シャープ・アクア)もヒートポンプ乾燥方式を採用しています。

ですが、

パナソニックのドラム式洗濯機はヒートポンプユニットが上部に来ていて洗濯槽までの送風経路が短いので低温でも素早くしっかりと乾かせるのができます。ここが強みですね。

イメージ:はやふわ乾燥 ヒートポンプの内部構造パナソニック公式ホームページより

 

それでは次に新型のドラム式洗濯機のご紹介をしていきます。

 

新型のLXシリーズのラインナップは今回も4モデルとなっています。

 

新型4モデル

NA-LX129BL/R

容量(洗濯/洗濯~乾燥)

12/6 kg

NA-LX127BL/R

容量(洗濯/洗濯~乾燥)

12/6 kg

NA-LX125BL/R

容量(洗濯/洗濯~乾燥)

12/6 kg

NA-LX113BL

容量(洗濯/洗濯~乾燥)

11/6 kg

 

さらに2022年モデルは更にお客様の満足度向上に繋げようと新機能を搭載しました。

 

進化したポイント

進化したポイント

①「シワとり・消臭コース」(対象:LX129)

②「ナノイーX」槽カビ菌除菌(対象:LX129)

③アプリ機能(対象:LX129/LX127B)

④その他進化点・変更点

「シワとり・消臭」コース(LX129B・LX127B)

スチーム+温風の風

で洗濯しない「衣類のお手入れ」を実現しました。

「シワとり・消臭」コースの概要

シワとり・消臭コース

スチームの力でシワや臭いを取り除くことができるコース

「そこまで汚れてないし、洗濯するのが面倒。だけどニオイやシワが気になるのでどうにかしたい」

こんな経験ありませんか?

「衣類についたニオイやシワだけを取れたら、毎回洗濯しなくてもいいのにな」って思うことありますよね。

今回の「シワとり・消臭コース」でそれができるようになりました。

洗濯せずに気持ちよく着用できるので、頻繁に洗濯しない衣類のお手入れにオススメです!!

 

ポイント

シワとり ▶︎着用時にできる気になるシワを除去

消臭 ▶︎スチームでニオイ成分を包み込み、繊維から除去、気になるニオイを消臭

運転時間 約30分

容量上限 約1㎏

 

注意

丸洗いできない衣類、型崩れしやすい衣類、芯地のある衣類などには使えません。

 

「シワとり・消臭」コースの3つのポイント

①約80℃の高温

スチームをたっぷり作る

画像はイメージです

②循環気流

ファンで気流を循環させ、スチームを衣類にしっかり当てる。

画像はイメージです

 

③乾燥の風

風を衣類にしっかり当て、スチームを飛ばす。

画像はイメージです

 

このコースは、約80℃の温水で作るたっぷりスチームで衣類をしっかり加湿します!

こんな方におすすめ

  • お出かけや帰宅後に、手軽に「シワとり・消臭」したい方
  • 1回着ただけで洗いたくない、でも着用シワや匂いが気になる方
  • 洗濯やアイロンがけは頻繁にしたくない方

 

消臭の注意点

このコースは、洗ったりすすいだりしないので、衣類の汚れは落とせません。

(例)汗や皮脂、加齢臭など

衣類に付着した物質、「ニオイの元」が原因で発生するニオイの消臭はできません。

 

洗濯機で「シワとりや、消臭」ができるのは便利だと思うけど、衣類スチーマーでも同じことができるんじゃないの?衣類スチーマーとの違いは?

 

 

ドラム式洗濯乾燥機「シワとり・消臭」コース


 

衣類スチーマー

 

ポイント

洗濯機は「まとめておまかせ」

衣類スチーマーは「短い時間でピンポイントケア

 

<衣類スチーマーとの比較>

洗濯機「シワとり・消臭」コース 衣類スチーマー
おすすめの使用シーン 洗濯機におまかせしたいとき

衣類まとめてシワ・ニオイをとりたい時

 

気になるときにサッとシワ・ニオイをとる

おしゃれ着のふんわり仕上げに

 

容量 枚数まとめて

1回1㎏まで(シャツ3〜4枚)

一枚ずつ
 

所要時間

運転方法

 

約30分

スチーム+乾燥/槽回転

約2〜3枚(シャツ1枚あたり)

ハンガーにかけたまま使える

対象衣類 水洗いできる衣類

(湿らせた後、槽回転するためデリケートな衣類や型崩れしやすいものはNG)

革・合皮以外の衣類全般

おしゃれ着OK

効果 シワとり(着用シワ)

消臭

シワとり(洗濯シワ・畳みシワ、着用シワ)

脱臭・除菌

ターゲット:シワ 着用シワ 洗濯シワ・畳みシワ、着用シワ
ターゲット:ニオイ たばこ臭 7大臭

 

結論

「両方あると便利!!」

 

ナノイーX槽カビ菌除菌(LX129B)

ナノイーX(48兆)を新搭載!!

毎回黒カビの菌(胞子)を除菌し、いつもキレイな洗濯槽を保つので、黒カビ対策での槽洗浄の手間を省きます。

乾燥風の吹き出し口からナノイーXを放出

パナソニック公式ホームページより

2021年「ナノイー槽クリーン」(ナノイーX4.8兆)

⬇︎ OHラジカル量10倍

NEW2022年「ナノイー槽カビ菌除菌」

ナノイーX48兆にパワーアップ

これにより洗濯槽のカビ菌を「除菌」できるようになりました!!

 

参考

カビは以下の3つの条件が揃うと繁殖します。

①栄養分となる汚れや洗剤カス(洗剤・皮脂混合物)

②カビ胞子(胞子+菌糸)

③適度な水分と温度

 

ナノイーXは洗濯槽のカビに効きます!!

 

カビ胞子(胞子+菌糸)にしっかりと効きます。

 

この技術はエアコンにも採用されていて、ナノイーX(48兆)でエアコン内部のカビ菌を除菌します。

エアコンからナノイーXを放出している画像ですパナソニック公式ホームページより

 

参考

<2022年モデル 洗濯機 ナノイー搭載機種>

NA-LX129B

ナノイーX 48兆

NEW ナノイーX槽カビ菌除菌

NA-VG2700

ナノイーX 4.8兆

ナノイーX槽クリーン

NA-FW12V1

ナノイー

ナノイー槽クリーン

 

<ナノイーX槽クリーンとの違い>

ナノイーX槽カビ菌除菌

ナノイーX 48兆

運転時間 約180分

電気代(目安)約5.2円(1回)

プレ乾燥あり

槽乾燥あり

スタートボタンを押すと運転(安全に配慮)

スタート押し忘れアラーム」あり

※電力料金目安単価27円で計算

 

ナノイーX槽クリーン

ナノイーX 4.8兆

運転時間 約60分

電気代(目安)約1.2円(1回)

乾燥運転 なし(ファン回転のみ)

槽回転 なし

自動で運転スタート

 

※電力料金目安単価27円で計算

 

 

アプリ機能(LX129B・LX127B)

本体には無い、スマホで洗濯アプリだけの「アプリ専用コース」が新登場しました。

 

特定アイテム・目的の専用コーズをアプリから運転

2022モデルは2つのコースを追加

NEW「ウール」コース

NEW「シーツ」コース

「ウール」コース

「ウール」コースはウールを優しく洗えるコースです。

ウールセーター

「おうちクリーニング」コースより更に優しく洗います。

運転時間 約38分

定格容量 約1.5㎏

「シーツ」コース

「シーツ」コースはシーツをしっかりと洗えるコースです。

シーツ

水温(約30℃以下)を上げて汚れを落としやすくします。

運転時間 約60分

定格容量 2㎏(綿シーツ4枚相当)

 

<参考>

ちなみにダウンジャケットを洗うのは「おうちクリーニング」コースで洗えます!!

 

※縦型の洗濯機にも「おうちクリーニングコース」が搭載されていますが、縦型の洗濯ではダウンジャケットは洗えません。ダウンジャケットが浮き上がり、洗濯槽に触れて生地が傷んだり、洗濯槽が故障するおそれがあるからです。

 

NEW「終了時刻クラウド予測」(LX129B/LX127B)

今回から終了時刻の予測ができるようになりました。

実はパナソニックが運転時間に関するアンケートを取った結果、お使いの洗濯機の残時間表示に不満があると答えた方が5割くらいのいるそうです。

そんな不満の声に応えたのがこのコースになります。

お客様が普段洗濯機を使う傾向をクラウド上にあるAIに学習させます。

お客様が洗濯機を使えば使うほど、より正確な運転の終了時間を予測していけるようになります。

ただし、こちらは洗濯から乾燥まで行う「おまかせ」コースのみになります。

洗濯機まで見に行かなくても、手元のスマホでその確認ができますので、ちょっとした事ですが、手間の軽減に繋がるのではないでしょうか。

<仕組み>

パナソニック公式ホームページより

 

終了時刻クラウド予測の注意点

①クラウド予測はアプリ限定(本体の残り時間表示は変わらない)

②運転4回目から利用が可能(クラウド上のAIに、予測に必要な運転ログを学習するため)

③適用条件はおまかせ(洗濯〜乾燥)コース

乾燥工程から予測時間を表示開始

その他変更点

「取り忘れアラーム」機能 (2022モデルLXシリーズ全機種搭載)

運転終了後、10分間隔アラームと同時に操作部の画面を点灯

取り忘れアラームのイメージパナソニック公式ホームページより

2回目アラームが鳴った後に自動で電源OFF( ※ 取り忘れアラームは2回まで)

 

抗菌窓パッキング・ハンドル(2022モデルLXシリーズ全機種搭載)

▶︎抗菌窓パッキング

イメージ:抗菌窓パッキング

お手入れしにくいパッキング部分に抗菌加工を施しました。

 

▶︎抗菌窓ハンドル

イメージ:抗菌ハンドル

一番よく触れるハンドル部分に抗菌加工を施しました。

 

モデル別解説

NA-LX129BL/R

 

 

<仕様>

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/98 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/41/46 dB

 

NA-LX129Bの主な機能

▶︎液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤 トリプル自動投入

▶︎大容量12㎏ コンパクトビッグ

▶︎はやふわ乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄

▶︎スマホで洗濯(NEW アプリ専用コース/ NEW 終了時刻クラウド予測

▶︎温水機能(60℃/40℃/30℃/15℃)

▶︎ナノイーX(衛生ケア)/  NEWナノイーX槽カビ除菌

▶︎NEW シワとり・消臭コース

▶︎窓パッキング洗い/ NEW 抗菌仕様ハンドル・窓パッキング

▶︎NEW 取り忘れアラーム

▶︎カラータッチパネル

▶︎バスポンプ内蔵

 

<便利機能>

①液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤自動投入機能

前回のモデルに引き続き、液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤トリプル自動投入は、他メーカーにはない機能となっています。

パナソニック公式ホームページ

 

②カラータッチパネル

操作がわかりやすい「カラータッチパネル」

操作部がカラーのタッチパネルになっており、わかりやすいイラスト付きで表示されているので、とっても使いやすいです。

カラータッチパネルパナソニック公式ホームページ

 

③ナノイーX搭載

衣類にも、洗濯槽にも清潔維持に役立つ「ナノイーX」搭載。

 

ナノイーXのロゴパナソニック公式ホームページ

 

例えば、スーツやぬいぐるみなどをナノイーXの除菌技術によって清潔に保つことができます。

小さなお子様がいるご家庭だとお子様のお気に入りのぬいぐるみなどの除菌に使って頂けることが多いです。

 

花粉症が酷いお客様にも、帰ってきたらコートなどを洗濯槽に入れてこのコースをおすすめしています。

 

このようにナノイーXというと除菌や花粉抑制のイメージですが、実は匂いケアにもおすすめしてます。

例えば、仕事帰りの焼肉でスーツについた匂いですとか、タバコの匂いなど気になりますね?

喫茶店のカウンターに置かれた灰皿とジャケットの写真パナソニック公式ホームページ

 

そうした時に出番なのがこのナノイーXの除菌コースです。

帰ってきたら脱いだスーツを洗濯機に入れてコースを選んでスタートを押すだけ。

これだけで匂いケアができちゃいます。

上記の「カラータッチパネル」「ナノイーX」搭載の最上位モデルになります。

 

NA-LX127BL/R

 

<仕様>

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/98 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/41/46 dB

 

NA-LX127Bの主な機能

▶︎液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤 トリプル自動投入

▶︎大容量12㎏ コンパクトビッグ

▶︎はやふわ乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄

▶︎スマホで洗(NEW アプリ専用コース/ NEW 終了時刻クラウド予測

▶︎温水機能(60℃/40℃/30℃/15℃)

▶︎自動槽乾燥

▶︎NEW シワとり・消臭コース

▶︎窓パッキング洗い/ NEW 抗菌仕様ハンドル・窓パッキング

▶︎NEW 取り忘れアラーム

▶︎ホワイト液晶操作パネル

▶︎バスポンプ内蔵

<解説>

上記の「カラータッチパネル」「ナノイーX」搭載の有無がLX129B・LX127Bの違いになります。

LX127Bはホワイト液晶となっています。バックがホワイトなので、アイコンとかの表示はないものの、シンプルで見やすい作りになっています。従来と同じボタンを押して操作するタイプなので、お客様の中には、タッチパネルよりボタン式の方が助かるって方にはおすすめです。

トリプル自動投入・スマホ連携は搭載しています。

機能こそやや減るものの、基本性能は変わらずトップ性能となっています。

なので、店頭でも価格差が結構あるので、上位モデルのLX129Bにするかどうか、悩む姿をよく見ます(笑)

「洗浄力や乾燥力に差はないから」って割り切れるか、「どうせ買うなら・・・便利な方が」って感じでしょうか。

今まで販売してきた実績からすると、このLX127B が一番台数が出ますね。

 

NA-LX125BL/R

<仕様>

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 12/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 83/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 32/119 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/42/46 dB

NA-LX125Bの主な機能

▶︎大容量12㎏ コンパクトビッグ

▶︎はやふわ乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄

▶︎自動槽乾燥

▶︎窓パッキング洗い/ NEW 抗菌仕様ハンドル・窓パッキング

▶︎NEW 取り忘れアラーム

▶︎ホワイト液晶操作パネル

<解説>

液体洗剤自動投入なし・温水洗浄なしのスタンダードモデルになります。

上位2モデルには及ばないものの、洗濯・乾燥は十分ハイレベルな仕様となっています。

液体洗剤自動投入・温水洗いは不要な方はこのモデルで良いかなと思います。

ただ、上位モデルのLX127と値段の差がそんなに無いので、ここは一つ上の機種を選んでみても良いかもしれません。

このモデルからお湯取り機能は無いモデルとなっていますので、お風呂の残り湯を使っていた、使いたい方は注意してください。

 

NA-LX113BL

 

 

<仕様>

容量(洗濯/洗濯~乾燥) 11/6 kg
使用水量(洗濯/洗濯~乾燥) 78/55 L
運転時間(洗濯/洗濯~乾燥) 31/119 分
運転音(洗い/脱水/乾燥) 32/42/46 dB

 

NA-LX113BLの主な機能

▶︎はやふわ乾燥

▶︎スゴ落ち泡洗浄

▶︎自動槽乾燥

▶︎窓パッキング洗い/ NEW 抗菌仕様ハンドル・窓パッキング

▶︎NEW 取り忘れアラーム

▶︎LED操作パネル

こちらは洗濯容量11㎏モデルとなっています。

パナソニックの中では一番下のグレードにはなりますが、しっかりとスゴ落ち泡洗浄は採用されています。

洗濯から乾燥まで119分と他メーカーと比べて乾燥スピードも早いです。

この機種はドアの向きは変更できません。左開きのみになります。

ドラム式の購入を考えてるけど、なるべく価格は抑えたい方におすすめの機種です。

 

価格について

価格についてですが、もうご存知の方も多くなってきてはいますが、パナソニックの商品の一部には全家電量販店で、同じ価格設定・条件付き販売の商品が存在します。

どの家電量販店でも同じ価格で設定されていて、値引きも一切できないようになっています。

今回洗濯機の場合に該当するのは...

▶︎NA-LX129B

▶︎NA-LX127B

▶︎NA-LX125B

▶︎NA-LX113B

この4モデルが該当します。つまり、LXシリーズは全てになります。

前回のモデルの時には、上位モデルの2機種のみでしたが、今回はLXシリーズ全てに価格設定がかかりました。

お客様から見ると値引きがないのは痛いですよね。

ただ、パナソニックのドラム式洗濯機はヒートポンプ乾燥を採用しているメーカーでは唯一日本製です。

値段が高いのも仕方ないのかもしれません。

 

設置について

パナソニックのドラム式洗濯機は設置するのにも優秀です。

 

真下の排水の場合でも、排水ホースを横から出さずに設置できます。

 

今までの洗濯機は排水口が洗濯機の真下にある場合、一旦、排水ホースを本体横から出して、洗濯機の下にもぐらせていました。

 

こんな感じです。

 

洗濯機の設置(新規取付)家電リサイクル無し リサイクルサービス非 ...

 

パナソニックのドラム式洗濯機の場合は

 

 

Panasonic公式ホームページより

前パネルを外して、排水ホースを内部で接続するため、スペースが不要です。

つまり、左右からホースを出さなくてもよくなったので、設置スペースがギリギリで諦めてたドラム式が設置可能かもしれません。

※設置状況により別売り部品は必要です。

 

良い点・残念な点

パナソニックのドラム式洗濯機の良い点・残念な点をまとめました。

良い点

① 全製品で採用されている「ヒートポンプ乾燥」で乾燥時間が他メーカーより早いのに一番節電。

泡と温水(LX129B・LX127Bのみ)による洗浄力で落としにくい皮脂汚れなどを浮かせてしっかり洗浄

③ パッキンの自動洗浄で洗濯機のお手入れ軽減

④ 寸法・設置のしやすは優秀

 

残念な点

① 統一価格で値引き交渉が一切できない

②「ヒートポンプ乾燥」採用で冬場の寒い時期にはやや乾燥機能が低下することがある

③ ダクトの自動掃除がない

 

まとめ

 

値段に関しては、統一価格で値引きがないのは非常に残念ですが、逆を言えば、値引きがなくても、しっかり売れるとパナソニックの自信の表れではないでしょうか。

 

日常的に使う洗濯機だからこそ、長く使えるような良いものを選びたいって期待にしっかりと応えてくれるのがパナソニックのドラム式洗濯機だと思います。

 

ドラム式洗濯機からのお買い替えを検討している方や、初めてドラム式洗濯機を考えている方にもおすすめの一台となっています。

 

家事負担が減るのは間違いなしです。

 

以上になりますが、商品選びの参考にして頂けたら幸いです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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